自分の人生が誰かの手本になるような生き方を

変化を起こすためには「教育」と「行動」が必要だ。残念ながら、多くの人は勉強は学校でするものと思っていて、卒業と同時に勉強しなくなってしまう。中には卒業する前から勉強しない輩もいる。しかし、世の中には、お手本になるような素晴らしい人生を送ってきた人々がいる。そんな人生から学ばせて頂いた後は、私たちも積極的に行動することだと思う。

これからを作る世代に健全な自尊心をもって成長していくようにするためには、一貫性のある決断や行動によって大きな違いがでるという「実例」を見せる方法もある。人生の先を歩むものとして手本を示せるといいと思う。そんな人生の可能性を示せるような生き方ができると尚、充実した人生を送れると思う。今まで学んだすべての戦略を駆使して、これからの世代に自分の価値観と規律に従った生き方を見せれるような成長をしたいものだ。

そのために、できることはいくらでもある。なにも壮大な計画をたてる必要はない。どんなに小さなことでも、また、一見、取るに足らない決断でも「一貫した行動」こそ、真の成功者には不可欠なものだと思う。

たとえば、もしあなたが心肺蘇生法の訓練を受けていれば、目の前で心臓発作を起こした人がいても、あわてる必要はない。人工呼吸と心臓マッサージを続け、その人の命が助かったとしたら、人生で最高の達成感と幸福感を味わえる。それはどんな褒め言葉よりも素晴らしく、どんな大金、成果にもまさる達成感と幸福感をもたらすはずだ。

ただ「微笑みかける」「相手の話を聞く」ことの効用

あなたが成功者になれる機会はある。まずあなたの近くにいる人たちに注意をはらい、助けの手を差し伸べ、自信を与え、その人の能力を引き出してあげることが大切だ。たとえば、スーパーで買い物をしながら、すれ違う人たちに、にっこりと微笑みかけてみる。見ず知らずの人に、その人の長所を褒める心のこもった言葉をかけてみよう。その瞬間、相手の気落ちに変化が起き、今度はその人が次の誰かに微笑みかけ、優しい言葉をかけるかもしれない。すると、思いやりと微笑みが次々とリレーされていく。「ちょっとした行動」が、様々な変化を引き起こした例はいくらでもある。なにも人の命を救うことだけが「意味のある行動」ではない。優しい言葉をかけられたことで生きる気力が湧いてくるころもあるし、少なくとも「人生は楽しい」と思わせることができるだろう。まずは身の回りの人からでもいいだろう。

たとえば、帰宅途中に老人ホームに寄って、入居者に「あなたのが今までの人生で学んだ、一番大切なことを教えてください」とお願いしたら、きっとみんな話したいことがたくさんあるかもしれない。私自身、患者さんとそんな話になることもある。ふっとした会話からその人の人生で学んだことに触れ、話している時の顔は何とも言えない。こちらが治療させて頂いてる側なのに勇気を頂くこともある。最後に「頑張ってね」と言われる。なぜかそこから、患者さんの治療に対するやる気が上がる人もいる。ただ相手の話を聞かせて頂くだけでも、感謝されることもある。

なぜ、人助けのために小さな一歩をなかなか踏み出せないのか。よくある答えは、自分の行動が相手にどう受け止められるかわからないので、ためらってしまうというものだ。相手から拒絶されたり、この人は頭がおかしいんじゃないかと思われたりするのがイヤなのだ。自分も管理職や、離婚を経て、相手の気持ちばかり気にして、うまくいかないことを何度も経験した。

しかし、考えてみてほしい。ゲームをして、ゲームに勝つためには全力でプレーしなければならない。自分がバカみたいに思えても気にすることはない。あまり効果がないかもしれないと思っても、とにかくやってみればいい。そしてもし、うまくいかなければ、やり方を変えればいいだけだ。「それでも、、、」という人は、教えてほしい。自分が力になれることはないかもしれないが、一緒に成長しよう。そんな前向きな仲間で周りがうまれば、さらに自分も成長できそうなきがする。最近、Twitterの使い方をかえて、考えたことや心境をツイートしている。そこで折れそうな心を支えて頂くこともあった。とても感謝している。

自分も一歩でも前へ、今日も進もう。これを目にした人も一緒に前へ進もう。そうしなければ、今いる環境、立場、人間関係から解放されなければ、革新的なアイデアも生まれなければ、成長もできない。ましてや、本当の自分を見つけ出すことなど、できはしない。

「与える人ほど、与えられる」のが人生の法則

日常的に、「人のために何かをする」という経験は、その人のアイデンティティや運命に決定的な影響を与える。人から本当の感謝の気持ちを示されたことのある人間は、その後の人生が一変する。多くの若者がこうした経験をすることで、どんな影響が表れるか、想像してみてほしい。実際、今、世の中では社会貢献の意識がどんどん広がっている。心の奥底では、誰も自らの信ずるところに従い、自分という枠にとらわれることなく、自分のエネルギーと時間と気持ち資源を、「より大きな目的」のために生かしたいと願っている。

単に自分の心理的ニーズに応えるだけでなく、人から期待されることをし、期待される人間になるために、自分の論理観にかなった行動を取ること。社会奉仕ほど大きな満足感をもたらすものはない。私利私欲を捨て、「与える」行為は、達成感の源である。

あなたの時間を使って、何らかのボランティア活動ー地域の清掃活動でも、授業についていけない児童、生徒の個人指導でも、町内の自警団でもなんでもよいーそれらを行えば、あなたの自身のアイデンティティも変わり、成功者への一歩を踏み出すこともできるだろう。