人生を変える4日目:「豊かさ」を手にする

目標:富を築くための5つの基本要素を学び、未来の経済状況を自分でコントロールする。

お金!

それは人生における最大の関心事の一つである。より多くのお金を手に入れるために、人間はお金よりも大切なものを手放す。これまでの限界をはるかに超える頑張りを見せ、家族や友人と過ごす時間を削り、健康を害することさえある。現代社会においてお金は、「苦痛」と「快感」の両方に結びついている。生活の質の差を計れるために使われ、持てる者と持たざる者と格差を際立てるのも、お金である。

「お金なんかどうでもいい」という振りをしながら、お金の問題に対処しようとする人もいるが、お金が足りなくなれば日々の生活が脅かされる。とくに高齢者にとっては、「お金がない」=「生活が立ち行かない」ことを意味する。お金はミステリーだという人もいる。また、お金は欲望やプライド、嫉妬、軽蔑の原因だと言う人もいる。実際のところは、どうなのだろう。お金は夢を実現するものか。それとも諸悪の根源か。ツールか、はたまた武器か。自由と権力と安心の源か。それとも、ただの目標達成のための手段なのか。

”豊かさの流れ”を呼び込める人、呼び込めない人

あなたも私も、頭ではわかっている。お金は単なる「交換の手段」だということを。創造、移動、社会における価値の分配のプロセスを単純化するものだ。自分の仕事が物々交換するに値するものかどうかを悩むことなく、生活に没頭する自由を与えてくれる便利なものだと。

お金は商品の一種であり、それが不足すると、悩みや欲求不満、恐怖、不安、心配、怒り、屈辱、困惑といった感情が湧き上がってくる。一度も経済的ストレスを経験したことのない国や企業、あるいは個人は存在しないだろう。

「十分なお金さえあれば、人生におけるすべての問題は消えてなくなる」と思っている人がたくさんいるが、真実はそれとはほど遠い。経済的な自由を手に入れ、自分でお金をやりくりできるようになることは、また別の問題だ。

そして、金儲けのチャンスがいくらでも転がっている社会に暮らしながら、豊かな富を手にできない人が多いのはなぜだろう。アメリカでは、ガレージで組み立てた最初のコンピューターというアイデアから、億単位の資産を築くことができる。まわりを見回せば、並外れた業績を上げたロールモデルや、富を築き、それを維持する術を心得た人がいくらでもいる。

そもそも私たちを富から遠ざけているものは、何だろう。私たちの先祖が命懸けで自由と権利を守り、幸福を追求してきた資本主義の国で、経済改革によって独立が促されてきたのにも関わらず、人口の95%は、65歳で定年退職した後、政府や家族の援助がなければ自活できないとはどういうことだろうか?

お金についての”誤解”をとく

私も安定した富を築くために努力してきたが、それで分かったことが一つある。富を築くとは、極めてシンプルなことだ。それなのに富を築けない人が多いのは、お金に対する基本的な考え方に穴があるからなのだ。穴の原因は、価値観と信念の衝突や、経済的破綻につながるようなお粗末なマネー計画にある。重要な問題をすぐさま管理できる簡単な基礎だけは理解しよう。

最初に、もう一度私たちの行動をコントロールする信念の力について思い出してほしい。ほとんどの人が経済的な成功を手にできない一番大きな理由は、お金に関して混乱した思いを持っていることにある。私たちは、お金が自由、愛にあふれた人間関係、夢にみてきたことを実現するチャンス、自由な時間を持つチャンスをもたらしくれると思っている。

しかし同時に、豊かな富を築くには必死で長時間働かねばならず、富を楽しむ頃には疲れ果てて、年を取っているとも思っている。そうでなくても、十分すぎるお金があると、精神的な成長を望めず、人からは後ろ指を指される、さもなければ、みんながお金を騙し取ろうとするかもしれないと考えている。「それならいっそ、お金などないほうがいい」と考える人もいるわけだ。

このような否定的な考え方をするのは、あなただけではない。経済的に豊かな人を不快に思う人もいて、儲かっている人を見ると、「きっと他人を搾取しているに違いない」と思ったりする。もし、裕福な人を見て腹立たしく感じているなら、あなたの脳は「余分なお金を持つことは悪だ」というメッセージを受け取っているに違いない。

他の人に対してこのような感情を抱いていると、結果的に、「成功するのは悪人だ」と自分に教え込むことになる。人の成功を喜べない人は、自分が望むような経済的豊かさを自分の手で遠ざけている。

お金の問題を”他人まかせ”にするな

多くの人にとって、お金がない思い通りにならない理由の二つ目は、複雑に考え過ぎているからである。私は、お金の問題は「エキスパート」に任せるに限ると思っている。エキスパートの指導を受けとることは非常に有意義だ。しかし、自分が下したお金に関する判断がどんな結果、影響ををもたらすか、理解できるように訓練する必要がある。

もし、全面的に他人を頼っていると、その人の能力がどうであれ、あなたはいつも失敗を人のせいにするようになる。しかし、自分の経済状態を自分の責任で理解すれば、自分の経済的運命は自分で決められるようになる。誰もが自らの心と肉体、そして感情の働きを理解できる。そして、それゆえに私たちは自分の運命の大部分をコントロールできる。

お金についても同じだ。お金を理解し、「お金のことは複雑でよくわからない」と自分に限界を設けてはならない。基本さえ理解すれば、お金の扱い方をマスターするのは、かなり単純な話しだ。経済的成功を手に入れられるように条件づけを行うといい。「経済的な豊かさ」によって得られる心の平安や、家族への恩恵などを明確に意識しよう。

”足りない”と思っているから足りなくなる

経済的成功から私たちを遠ざける3つ目の理由は、欠乏の概念である。この世のものはすべて「限られた量しかない」と信じている人は多い。土地にしても、石油にしても、高級住宅にしても、チャンスにしても、時間にしてもそうだ。このような人生哲学によれば、あなたが勝ち組になるには、誰かが負け組にならなければならない。いわゆるゼロサムゲームだ。そうなると、経済的成功を手に入れるには特定の商品市場を独占し、95%をあなたが取り、残りの5%を他の全員で分け合うという1900年代初期の悪徳資本主義家のやり方しかない。しかし、実際は、このようなやり方で継続的に富を得られる保証はない。

実は、すべての富は、頭の中のアイデアから始まる。現在の富裕層は、新しい時代の錬金術師である。彼らはどく普通のものを高付加価値のもの変え、それによって経済的利益を得ている。そうしたアイデアを取り入れ、製品やサービスに変える人たちこそ、現代の錬金術師である。

現代の錬金術師ービル・ゲイツ、ロス・ペロー、サム・ウォルトン、スティーブ・ジョブズー彼らはいずれも、ものに隠された価値を見出し、多くの人に届ける「仕組み」を作り上げた人々だ。新たな付加価値を創造し、とてつもない一台帝国を築き上げた。

富を創造する「5つの基本」

①「富を創造する」力を磨く

②富を維持する

③富を増やす

④富を守る

⑤富を楽しむ

は別の投稿でまとめる

本日の課題

①自分の信念の中に、他の信念と相容れないものがないか確かめ、もしあれば変える

②勤務先で、付加価値を生むための大々的な方法を編み出す。報酬の有無は度外視する。今自分がやっていることをの価値を十分に高め、それがどのような効果を生むか確かめる。

③給料から10%を自動的に投資に回す。

④優れたコーチングを受ける。お金の「コーチ」を見つけ、あなたにもわかりやすい、詳細な資産運用計画を立てるのを手伝ってもらう。財務管理に関する優れた本を何冊か選ぶ。賢い投資判断については、様々なところから学ぶ。

⑤資産を奪われないか不安な人は、資産保護計画を立てる。

⑥ささやかなご褒美で、「快感」と「経済的成功」とを結びつける。特別なことをしてあげたいと思う相手は誰か。今日からやる気を起こすために、自分のためにできることはなにか。