「経験値」は、あなたの最大の武器

人がある行動を取る理由を知りたかったら、

どうすればいいか?

性格やアイデンティティ、

そして運命さえも形づくったであろう、

その人の人生で最も重要で、

大きな影響を与えた経験を、注意深く探ること。

その過去の経験が、ある行動を選択する理由に繋がる。

多くの逆境を乗り越え、

勝利を手にしてきた人は、

きっと確固とした自信

(自分や他人に対する信頼や誠意、そして問題を解決する能力)

が経験値というデータとして蓄積されている。

参照できる経験値のデータが多ければ多いほど、

またその質が高ければ高いほど、

物事の意味や対処法をより効率的に判断できる可能性はより大きくなる。

「可能性」と表現した理由は、

参照データが豊富でも、

それを有効に活用できない場合もあるからだ。

得意分野もあれば苦手分野もある。

それはしっかり理解しておく必要がある。

活用できない場合があるなら、

活用できる経験をまた蓄積すればいい。

そう思う。個人的に。

人がある行動を選択する際、その選択の基となる経験がある。それを理解できると人の行動選択の理由が見えてくる

脳の中の”参照ファイル”を有効活用するには?

「経験値」が豊富なほど、適切な対策を選択できる可能性が高い。

では、豊富な経験値から必要な情報を選択する基準はなんだろうか?

それは、その時の精神状態が、決定的な影響を与える。

脳の中に保存してある経験値を検索する場合、

記憶、感情、感覚、興奮ーどれを優先させて検索するかで、

選択する情報が変わってくるということだ。

もし恐怖心にとらわれている時は、

過去の恐怖の感覚と結びついた経験だけが頭に浮かび、

負の連鎖に陥る。

恐怖心が過去記憶を呼び起こし、

恐怖心を倍増させることもある。

また、誰かに傷つけられたと感じている時は、

その人に傷つけられた時の記憶を思い出し。

経験を再確認する。

そうすると、その人が優しかった時のことを思い出して、

気持ちを切り替えることはできない。

精神状態こそが、

この「経験値」を有効活用できるか否かの鍵を握っているということだ。

言いたいことは、信念を決定づけるのは、

経験値が豊富なことは大切だが、

それを自分たちがどう解釈し、

どんな結果を求めて、その経験を活かすかということだ。

幸せになりたいのか。

不幸になりたいのか。

どんな結果を求めて、今まで生きてきた経験を活用していくのか?

それが大切だということだ。

脳は”経験”と”想像”の区別がつかない

データは意識的、あるいは無意識に選び出される。

自分自身の実体験から得たデータもあれば、

人から聞いた情報もある。

そして、あなたの中にいろんなデータを保存されていき、

少し歪められたり、

削除されたり、普遍化されたりする。

実際、データの中には、

実際には起こっていないこと、

つまり「自分が想像したこと」も含まれ、

すべてまとめて脳に保存されている。

こうした経験値は、信念や所信を形づくっていく。

「自分は知的な人間」と思うのは、

それを確信できるように特定の記憶や経験を活性化させているからだ。

つまりテストで一番になったとか、

会社経営がうまくいっているとか、

難問をうまく解決した経験など思い出しているのだ。

こうした経験値、つまり参照データはすべて、

あなたが知的だという思いを支える「テーブルの脚」のような役割を担っている。

自分は自信家だとか、弱虫だとか、

思いやりがあるとか、自己中心的だとか、どんなものであれ、

自分の考え、認識を裏付けのには十分な参照データを誰もが持っている。

大切なのは、自分の人生に活用できる参照データの範囲を広げておく。

そして、自分が何者で、何ができるかという感覚が大きく広がっていくような経験を

注意深く意識探し出し、

参照データを経験値として注意深く探し出し、

参照データを系統立てて、まとめていくことだ。